今から数年前、私が学生の頃に大阪の難病克服支援センターの存在を知りました。センター長の戸田さんが食事療法を中心とした自然療法を駆使して娘さんの筋ジストロフィーを完治させたことをきっかけに設立された施設であり、私も何度か戸田さんのもとを訪れましたが、カウンセリングや食事療法含め、西洋医学以外の手段で様々な難病症例が治癒していく現実を目の当たりにして、私自身、西洋医学の限界を突き付けられたような気がしました。
それ以降は様々な自然療法に興味が湧く一方で医師になることへの情熱は少しずつ薄れていきましたが、医師でなくても疾患の治癒には携われるのだと強く感じるようになりましたが、それでも私は医師になり、心底苦手だった病院という場で現在勤務しています。
私が就職を控えた冬、世間は丁度コロナ渦真っただ中でしたが、多くの病院で院内クラスターが発生し外来が封鎖されるという事態が相次いで報道されていました。特に小児が病院を受診できない光景を目の当たりにして、どこか胸を締め付けられるような気がして病院で働くことを決意しました。
これは自称自然派の方々、アンチ西洋医学の方々の多くの方が理解していないことではありますが、救急医療のような急性期医療のみならず慢性期医療においても西洋医学は大いに欠かせない場面が多々あるのです。勿論使い方を間違えてはいけませんし、高齢者あるあるの薬モリモリにしてのポリファーマシー問題など以ての外なのですが、やはり自身で限界を感じるまでは西洋医学の道で頑張ってみるつもりでいます。
別に大きな志があるわけではありませんが、強いて夢を言うなれば結婚して家庭を持って子ども2人とゴールデンレトリバー1匹とヤギ1匹と笑って暮らしたいというところではありますが、更に更に欲を言うなれば、やはり何らかの形で誰かの自然治癒力を引き出すような仕事を出来たらなぁと思います。病院ではどうしようもならなくとも、希望を失いかけても諦めかけても、その先の道しるべになるような心のより所になるようなクリニックを、難病克服支援センター第2弾の設立が1つの大きな目標ではあります。
まだまだこの浅はかな経験値に深みを増していく為にも、医師としての脂がのるまでは病院を駆け巡りたいと思います。どんなに白目をむき出しにしようとも看護師にいじめられようとも奮闘し続け、少しでも戸田さんに近づけたら良いなぁと思いますので、皆さま、今後とも宜しくお願い申し上げます。
実はこの先進む診療科も決めました。その点に関してはまた機会あれば改めてご報告させて頂きます。
最後に‥
健康に関して色々ありますが、やはりストレスをためないことがベストのようですね。
ワクワク感をもって病気にならない心を養いましょう。
皆さまも、健康第一で過ごしてくださいませ。
新型コロナウイルス感染症が一日も早く終息することをお祈りします。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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工藤清敏先生のファン。
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令和4年9月7日
最終更新
大阪市中央区・心斎橋で不動産会社を経営・(不動産業界42年)
奈良県大和郡山市出身・居住。走る・食べる・歌う・笑う・ゴルフ・温泉・人が好きです。
※聖火ランナーに選ばれる。
※走行日程(奈良県)2021年4月12日(月)奈良県香芝市
※NHKのど自慢 本選出場 2022年6月12日(日)奈良県 田原本青垣生涯学習センター
「恋する街角」山内 惠介さんの曲を歌う